鯖色

はい。

ペニスのオタク

1 オナニー 私は二〇一八年の冬から約五年かけてオナニーをしていた、と言っても過言ではない。それは気の遠くなるほど長いオナニーだ。まるで一時快方に向かったかと思えばまたぶり返し、またうなされする熱病にでもうかされているように、私はオナニーの方…

回復への試み

とても寂しい夜が来た とても寂しい夜だ。 僕はどうしようもなく僕だ、ということを思わされる。つまり、動かしがたい現実の事実として、僕は鬱病で非モテで無職のいいとこなしなのだ、ということを。 そんなことを何度繰り返し言ったって何も変わらないだろ…

 眠り、食事、死、文章、読み書き、生きること、鬱、回復、祈り。

私は、と書き始めるのことのなんと容易なことか。それから書き継ぐことのなんと難儀なことか。そして書き終えることのなんと虚しいことか。文章なんぞ書いてなんとなる。 という風に考えていた。今もたまに考える。ところがそうでないように思われてもくる。…

インターネットへのお気持ち

ほんの弾みで引用してたらかなり書くのが億劫になってしまったので、引用と引用の間に少しだけ書いて済ませることにする。まあ、もとはTwitterの話をTwitterのスペースで人としてたら、何か纏まったことを言いたくなっちゃっただけなのである。(なお、纏まっ…

僕はもう21歳で、何も変わっていない

本当の僕は、出来る限りずっと殻に篭ってたいんじゃないか、そんな風に思うことがあるんだ。まだ男子高校生みたいな、そんな気分なんだよ、本当にさ。でも、その実、21歳の無職で、まだナイーヴな気分を引きずってるだけ。それだけ。全くおかしいよ。だって…

ノートの書き起こし+8/29

一昨日、紙のノートにメモ書きをして、その写真を撮ってツイートしたが、読みにくいので文字起こしをする。 1 難しい。 しかし、「難しい」と言ったところで、それは何も言っていないようなものである。 と、誰かが言っていた。いや、誰かではなく友人のSく…

世界の女にセックスは死を言葉は男性器をするか

私は日が昇る前に公園に行き、そこで一番高い木に鋼鉄のロープを結わえつけて、全身にガソリンをかけて、睡眠薬を大量に飲んでから、マッチを擦って全身に着火し、慌てて首を吊った。死んでいる私を、日が昇ってから見つけるであろう通行人には申し訳ないが…

死の女の世界にセックスは男性器を言葉はするか

女が世界にいないことはないが、その名前のない道を歩んでいる時ほど世界にいると実感したことはなかった。名前のない道は、山道であり岩場で、突風が吹けば女性器もろとも、女は死ぬ。女はロープを手繰って、突風が吹かない内に上を目指していた。女が世界…

死の女は男性器を世界は言葉にセックスをするか

女は死んだ。女は死んでいない。女は生きている。女は死ぬ。女は生きている。女は死ぬ時になって初めて死に、それはまだ先のことのよに思えるが結局のところ女は死んだも同然だったが、この曖昧な状態をなんと言えば良いのかは分からない。女、は、死んだ? …

くだくだ

僕──この一人称を実生活では殆ど使わないのにも拘らず、こうして但し書きまでして使っているのは、多かれ少なかれ猫をかぶっているからであり、同時にそのことは分かってもらおうとしているからである──は、ブログを書いている、今。 しかし、何故だ。ツイー…